感じの良い人になる3 【傾聴2】

傾聴には次のことを意識してください

  • 表情・・・ 笑顔が基本です。
  • 視線・・・ 相手を優しく見ましょう。
    全く見ない・凝視する、はNGです。
  • うなずき、あいづち・・・ あなたの話しを聴いていますよ、というサインになります。

  • 態度、ふるまい・・・ 柔和な印象を心がけましょう。腕組み・足組み・よそ見はしないようにしましょう。

  • 肯定的な表現・・・ 否定の接続詞(でも、だって、しかし)は極力使いません。 否定表現は肯定表現に変え、批判、否定のニュアンスが入らないようにしましょう。 (例)〇〇しないと○○できない⇒○○してくだされば○○できます。等

  • 提案・アドバイスはいったん脇に置く・・・ いきなりの提案・アドバイスは、否定と反発を招きます。
    充分に相手の話を聴いてからにしましょう。

    シチュエーションにもよりますが、

    相手から話をしてきている、という状況のためどうしても「解決しよう」という心理が働きます。

    なので、相手の話を聞きながらもほとんどの思考を「問題解決」に向けてしまいます。

    しかし、ほとんどの場合が話を聞いてもらいたいだけのことが多いようです。

なので、

話は最後まで出し切らせる

ぐらいが丁度いいです。

感じのいい方はこれが実によくできています。

しかし職場や子育てなど、話を聴くだけではなく、悪い事を訂正しなくいてはいけないこともあると思います。

それでも急がば回れで、日々のコミュニケーションが取れていない状態で、すぐにネガティブなアドバイスをして反発を買ってしまい結局、聞いてもらえなければ何の意味もなしません。

むしろ嫌われるだけに終わり、じつは指示が行き届いてない場合があったらどれだけの時間的ロスが発生するか分かりません。

アドバイスのしかたはまた違う機会にご紹介いたしますが、

感じの良い人になるためには、一旦は「聴く」ことに徹してください。