思わず話したくなる人の特徴とは?
話しかけにくい人、話そうとしても話しづらい人と、思わず話したくなる人との違いは何だと思われますか?
それは、その人が無意識に発している「言葉以外のコミュニケーション(非言語コミュニケーション)」と言われています。
「非言語コミュニケーション」はノンバーバル・コミュニケーションともいいます。
この非言語的なコミュニケーションは、意識して用いていることもあれば、無意識的に用いていることもあります。
人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い感情や意思を伝えあっていますが、「目は口ほどにものをいう」といった諺もあるように、言葉よりも顔の表情・視線・身振りなどのほうが、より重要な役割を荷っていることもあります。
なので非言語的なコミュニケーションは、
「安心感」や「話しやすい雰囲気」を作り、相手と信頼関係を築くことに大いに関係しています。
「笑顔」や「うなずき」があると、話しやすい雰囲気になりますね。
そして、たとえ何も話さなくても、やさしく微笑むだけで心が通じたように感じ、安心感が生まれます。
このように、とても大事な非言語コミュケーションですが、案外おろそかになってますし、
自分では良いメッセージを発しているつもりでもじつは全然伝わっていない、などギャップが発生します。
大事なのは、自分がどんな「非言語コミュニケーション」を発しているか意識することです。これはどんなコミュニケーション上級者でも同じです。
いいえ案外コミュニケーションのプロと言われる人たちの方が「できていない」こともあります。
仕事上、様々なトレーニングの場にいきますが、コーチやカウンセラーなどの養成のスクールに参加してトレーナーの方と接します。
信じられないかも知れませんが、良く感じるのが一般の方より劣っているな~っていうトレーナーが多いんです。
もちろんテクニックや知識は豊富でも「冷たい」「高圧的」「決めつけ」「誘導する」ような簡単にいうと「感じが悪い」方が少なくありません。
テクニックや経験が邪魔をして肝心の「話がしやすい雰囲気」ができていません。
そういったスクールにいき逆にコミュニケーションが怖くなったという声は多いんです。
業界のイメージが悪くなるので、本来のコミュニケーションをもっと真剣に考えていただきたいと思います。
コミュニケーション能力はテクニックが1番大事なのではありません。
逆にテクニックを覚えすぎて、さらに場数をこなし過ぎて自信過剰になってしまい「傲慢」な人間になってしまっては「話しやすい人からはもっとも遠い人になります。」
コミュニケーションにおいて絶対的に人間性が第一です。
さて、人間性の話を含めてコミュニケーションのことはこのサイトでどんどんアップしていきますので、よろしくお願い致します。
それでは今回は非言語コミュニケーションです。
意識するために、定期的にやっていただきたいことがあります。
それは自分が話している動画を取って観てみることです。
話している時の言葉よりも、顔の表情・視線・身振りなど
を一度見てみてください。
「自分の動画を観るのは恥ずかしい」
と思われるかもしれません。
安心してください。
ほぼ全員がそう思っています。
しかし、ほとんど最初の1回だけ恥ずかしくて
2回目以降は面白くなる方が多いです。
本当に楽しくなってくると思いますので、ぜひ一度やってみてください。コミュニケーション能力が格段に上達しますよ!